人生で最大に太っていたのは３年前のことです。当時の私は食事に一切気を使わず、ランチは会社の近くにある定食屋でがっつり揚げ物を食べ、夕方にはおやつに菓子パンを食べ、帰宅途中に真夜中のコンビニで買った1000kcak超えのボリューミーなお弁当を食べ、すぐに眠るという乱れまくった生活スタイルでした。

運動するわけでもなく、休日は寝るか食べるかで疲労回復に充てる日々。

体重計には健康診断でしか乗る機会がなかったのですが、10年間毎年増加を辿る真実から目を背けていたものの、この年はさすがに自分の体重にドン引き。

人生最重量記録をぶち破り、なんと80kgを突破。身長150cmなので、小太りでは済まされませんでした。健康面がいよいよ心配になり、少しずつダイエットに取り組むようになりました。

結論から言うと、特に激しい運動や過剰なダイエットをしないまま、３年間の長期的スパンで約20kgダイエットに成功しました。

現在の体重は58?61kgの幅をキープしており、このまま継続して今年の冬までに55kgを目指しています。

私が一番初めに手を出し、現在も継続しているのは、いわゆるレコーディングダイエットというものです。

アプリを使って自分の食べているものを毎日リストにし、普段の自分がいかに無駄に多く食べすぎているかと最初に自覚しました。

これと同時に始めたのが体重計に毎日乗ることです。日々増減していく体重を把握し、これ以上に太ることを防止することからはじめました。

意識することで、自然とおやつの菓子パンをはチョコレート３粒、自販機で買っていた炭酸飲料がお茶へと変わり、体重はスルスルと落ちていきました。

２ヶ月程経って少し停滞期に入り、今度はしっかりとカロリーを意識するようになりました。

成人女性に必要と言われている1日分の摂取カロリーからマイナス300kcalほどの範囲をキープ。カロリーさえ守れば、揚げ物やお酒もOKとし、土曜だけは食べたいものを上限なしで食べるという、自分をかなり甘やかした姿勢でダイエットを続けました。

特にこれといった運動はしないまま今に至ります。ただラクルルだけは手放せませんでした。

やってみて気づいたことは、ものすごく当たり前なのですが、消費カロリー＞摂取カロリーであれば太りようがないということです。

そして、何よりも大事だったのが、甘やかしてでも少しずつでもいいから、ひたすらに続けることだと思いました。やはり継続は力ですね。